「被災者が自らの労働を通じて収入を得ることによる生きがいの獲得及び被災地内における貨幣循環による被災地の自律的復興」を目指すべき“復興のカタチ"として掲げた場合に、トークンを復興ツールとして活用する方策もありうるが、トークンの発行や使用に伴う課税関係の発生がトークンの流通促進の障壁となりうる。そこで、リアルワールドゲームス株式会社が提供するアルクコインプロジェクト(とりわけ位置情報ゲームである「ビットにゃんた―ず」)は繁雑な課税関係の発生の回避を画策する場合に学ぶべき素材を提供することを論じる。