『顧客接点のマーケティング』
コモディティ化が進むことによって、新しいマーケティングの論理が求められるようになっている。そうした問題意識を持ち、「顧客接点」というキーワードのもと、購買行動、店頭マネジメント、広告コミュニケーションに関する分析と考察を行った。大学研究所と企業とが一体となり、産学連携で研究は進められたが、企業からの全面的な協力が得られたことで現実に近いかたちで顧客接点を再現でき、精度の高いデータを用いて検証、分析を行えた。その点が本書のもう一つの特徴である。
恩蔵直人・井上淳子・須永努・安藤和代 千倉書房