久保裕也, 玉村雅敏, 木幡敬史, 金子郁容
(査読付き学会論文誌)学会論文誌(査読付)に掲載された研究論文。公立学校などの学校教育組織において、上位組織が調査の「ひな形」を作成し、下位組織がそれをカスタマイズして調査を実施するという運用実態を示した。また、そうした評価の際に、調査の電子帳票化とそのスキーマを共有する必要性について述べ、そのための帳票処理システムのアーキテクチャを提案した。また、これを実用的なレベルで実装した内容を説明した。さらに、紙帳票を手作業で集計する場合には多大なコストがかかる点を指摘しつつ、本提案手法による自動化を通じて、コスト削減という側面以上のものとしてもたらされることになるメリットについて議論した。