論文

基本情報

氏名 小黒 岳志
氏名(カナ) オグロ タケシ
氏名(英語) OGURO, Takeshi
所属 商経学部
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

WH-Questions in Japanese and Speech Act Phrase

単著・共著の別

単著

概要

Miyagawa (2012)は,主節疑問文においては丁寧表現「ます」が必要であるとの観察を示し,allocutive agreementとSpeech Act Phrase内のHEARERとの相互作用により説明している。Yokoyama (2013)は「ます」が不在であっても成立する主節疑問文として修辞疑問文と自分に向けた疑問文をあげて例外的な扱いを提案している。本論では,そのような疑問文がモーダル表現を伴うことに着目し,モーダルとSpeech Act Phrase内のSPEAKERの相互作用による説明をした。これにより,Yokoyamaの提案のような例外的扱いは不要となる。

発行雑誌等の名称

Linguistica Atlantica

巻・号・掲載ページ(移行用)

第34巻第2号89~101

発行又は発表の年月

2016/01