国会の質問制度をいかに評価すべきか―現行制度の役割と潜在力の検証
現行の質問制度の役割について検証するとともに、質問制度の潜在的な可能性についても検証を行うことにより、国会の質問制度に対する総合的な評価を試みた。これにより、現行の質問制度は行政統制手段として不十分であるものの、口頭質問を導入することで、質問主意書との相乗効果で有力な行政統制手段となることを明らかにした。査読あり。
明治大学政治経済学研究科『政治学研究論集』
第29号43~62頁