学会発表 明治大学危機管理研究センターの図上訓練について
日本自治体危機管理学会2007年度大会(明治大学)
明治大学危機管理研究センターの実践的図上訓練の研究開発について報告。従来は発災後数時間までを対象とし、マニュアルの確認の意味合いが強かった。この図上訓練は、発災後72時間をシミュレートし、混乱を発生させて混乱時の判断能力をトレーニングする。自治体における実際の訓練を通じて、自治体の災害対策本部が救援業務と調整業務の二面性を持ち、特に後者についての準備が不十分であることを示した。