中心業務地区(CBDs)の観光化:理論的アプローチの可能性を探る
中心業務地区(CBD)とエンターテインメントや観光との結びつきは世界のグローバル都市で見られる現象となっている。しかし近年のこのような都市変容についての理論的説明は極めて限定的である。本論文は都市観光との関連で既存文献を調査し、CBD変容の理解に向けた理論的アプローチの構築を目指すものである。文献調査の結果、都市形態、文化的消費、インフラストラクチャー、ガバナンスの4つのコンセプトが有効であることを明らかにした。(査読付)
琉球大学『観光科学』
第6号(PP.1-11)