都市計画の視点から見たウォーターフロント観光開発のあり方: 住民と観光客との融合を目指すバンクーバー市グランビル・アイランドにおける試み
ポスト産業化都市にとって観光と都市再開発の融合は重要な政策課題である. 中でも港湾業務地区として都市発展を支えたウォーターフロントの再開発は、世界各地で観光開発の戦略的地区として期待されている. 北米の代表的なウォーターフロント再開発として知られるバンクーバー市のグランビルアイランドは、住民と観光客双方の利用を可能にする観光都市計画のモデルである. 本論文は、沖縄そして日本におけるウォーターフロント開発政策・計画を支援するため、特に計画論の視点からグランビル・アイランド開発を分析的に示す.
りゅうぎん調査
No.460(PP.8-19)