マーケティングの新たな視座となる可能性であるサービス・ドミナント・ロジックという概念の提唱者であるVargo&Luschは、これまでのマーケティングが基礎を置く有形財中心の経済学モデル(グッズ・ドミナント・ロジック:G-Dロジック)と、彼らの主張するサービス・ドミナント・ロジック(S-Dロジック)の根底にあるサービス中心の経済学モデルが存在していることを指摘しており、サービス中心の経済学モデルをマーケティングが採用することによって新たな可能性を開拓していくことができるのではないか、という主張について発表を行った。