Moschis, George P., and Anil Mathur (2006), “Older Consumer Responses to Marketing Stimuli: The Power of Subjective Age,” Journal of Advertising Research, Vol.46, No.3, pp.339-346.の抄訳。中高年消費者の研究において主観年齢は重要な構成概念である。本研究は、消費者行動に対する主観年齢の影響を明らかにする。量的方法、質的方法を用いて、中高年の消費者行動、シニア割引、広告における中高年のステレオタイプな表現への反応に対する主観年齢の影響を検証する。結果として、中高年世代の中でも特に比較的若い世代において主観年齢の影響が大きいことが明らかになった。