監査と株価形成―市場は監査役監査と内部監査を認識しているか―
コーポレート・ガバナンスの要諦の一つをなす監査役や内部監査人がその監視機能を発揮しているのかどうかは、市場経済社会全体にとって極めて重要な問題である。本稿は、監査役監査と内部監査の機能を市場が認識し評価しているかどうか(すなわち市場がそれらが存在することを根拠にして株価形成しているのかどうか)を検証したものである。共著:高田敏文、井上普就、及川拓也(3人でディスカッションを繰り返しながら作成したため、担当部分を抽出することは困難である。)
月刊監査研究(日本内部監査協会),第29巻第13号,pp.43-51.