ゴーイング・コンサーン監査情報の情報価値
2003年3月期決算からゴーイング・コンサーン(企業継続能力)情報に関する監査が制度化された。本稿では、効率的市場仮説の議論を前提に、ゴーイング・コンサーン監査情報が投資家の意思決定にとって情報価値(ここでは、投資家にとっての情報価値とは、特定の情報が株価形成に機能していると考える)を有しているのか、会計情報との関連性、および株価との関連性から検証を行った。共著:高田敏文、井上普就、及川拓也(3人でディスカッションを繰り返しながら作成したため、担当部分を抽出することは困難である。)
月刊監査研究(日本内部監査協会),第30巻第3号,pp.65-70.