ゴーイング・コンサーン情報の監査に関する考察―線形判別モデルの意義と限界―
日本監査研究学会第26回全国大会(青山学院大学)
本報告では、ゴーイング・コンサーン(企業継続能力)情報の監査に関する考察を通して、倒産予測モデルの研究で頻繁に用いられてきた線形判別モデル(アルトマンの倒産予測モデル)の意義とモデルの構造的な問題を指摘し、ハザードモデルをはじめとする代替的なモデルの研究・開発の必要性を提案した。