GC情報に対する市場の反応とGC監査の意義
日本会計研究学会第75回東北部会(会津大学短期大学部)
本報告は、投資家が事前に予測できる期待内ゴーイング・コンサーン(GC)情報と予測できない期待外GC情報のそれぞれの情報価値を多変量解析を用いて検証し、さらに、GC監査の市場における役割について検討したものである。GC情報を期待内と期待外にわけることで、GC監査は保証機能だけでなく、情報提供機能としての役割を果たすことを明らかにした。共同報告者:及川拓也(報告導入、制度概要、先行研究(規範論文)を担当)、大橋良生(先行研究(実証論文)、実証、結論と課題を担当)