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Name OIKAWA, Takuya
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Book Title

事業継続能力監査と倒産予測モデル

Sole or Joint Author

Multiple author

Summary

本書は、6章と2つの補章から構成されており、企業継続能力監査の実態とその意義を概観した上で、判別関数モデル、ハザードモデル、人工知能モデルの観点から倒産予測モデルを取り上げ検討を行っている。共著者:高田敏文、高橋美穂子、八重倉孝、大日方隆、白田佳子、坂上学、福井義高、井上普就、橋本尚、及川拓也(第1章と第5章を担当)第1章「企業継続能力監査の実態」, p.1-18. (共著)本章は、監査人によって企業継続能力に疑義があると監査報告書に記載された上場会社(追記情報記載会社)の実態について、2003年から2006年の期間を対象に、全般的な記載状況を明らかにした上で、業種別、市場別、監査法人別、記載理由別に調査・分析を行った。共著:高田敏文、及川拓也(2人で調査・分析を行ったため、担当部分の抽出は困難である。)第5章「生存時間分析による倒産研究―比例ハザードモデルの適用可能性と課題―」,pp.155-179 (単著) 本章では、ハザードモデルの構造や考え方を明らかにした上で、比例ハザードモデルによる企業継続能力評価モデルの構築を試み、倒産研究への比例ハザードモデルの適用可能性と課題について検討した。検討をとおして、特に、財務困窮企業ないし倒産企業をサンプルとする場合、これらの企業の財務数値(財務指標)の特性を鑑みると、比例ハザードモデルの大前提である比例ハザード性の仮定(ハザード比は時間に関係なく一定である)を満たすことが相当のしばりとなることが明らかとされた。

Publication Office

高田敏文編著 同文舘出版

Date of Issue

2008/05

Subject1