本書はⅢ部18章から構成されている。第Ⅰ部では監査人の独立性概念の位置付けについて、第Ⅱ部では監査人の独立性をめぐる国際的動向について、第Ⅲ部ではわが国における監査人の独立性規制について記載されている。共著者:川北博、藤沼亜起、大野功一、八田進二、高田敏文、山崎秀彦、町田祥弘、松井隆幸、紺野卓、小俣光文、井上普就、蟹江章、本多潤一、弥永真生、橋本尚、多賀谷充、一法師信武、及川拓也(第Ⅱ部第11章を担当)第Ⅱ部第11章「カナダにおける独立性規制」,pp.161-168.(単著)本章では、カナダにおける新独立性基準導入の背景とフレームワーク、および具体的な禁止事項に関する規定について取り上げた。