「語り手本人に及ぶクチコミの影響」
日本消費者行動研究学会(於 駒沢大学)
本研究では、クチコミを語ることで語り手本人の対象評価、中期・長期的な記憶、その後の行動(購買意向や推奨意向)が変化するのかを検証し、メカニズムを解明することを最終目標としている。本報告では「クチコミ発信の目的」を言語タイプを決定する先行変数とすることで、Moore(2009)モデルを発展させる。メカニズムの説明にはセンスメイキング理論、パブリックコミットメント、ナラティブ研究の知見を活用する。本発表では関連研究の概観と設定仮説までを報告する。