本稿は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を契機に増加したインターネット通販の非対面受取方法に焦点を当て,コンジョイント分析を用いて,消費者が非対面受取方法を利用する時に重視する属性を探った。コンジョイント分析の結果から,非対面受取方法の利用において,消費者が安心安全に荷物を受け取ることを意味する「確実性」を最も重視し,「確実性」,「コスト」,「移動」の順で優先度がつけられていることがわかった。クラスタ分析の結果から,確実性をきわめて重視するグループ,費用の節減を重視するグループ,確実性を重視しながらも費用の節減や移動を嫌がるグループという3つの利用者層の存在が明らかになった。