コロナ禍以降,よりローカルで環境に配慮するグリーンリビング(環境に良い暮らし)への意識が富裕層を中心に高まっている。こうした意識の変化はさまざまな分野の消費者行動に反映されるが,観光分野では,環境負荷を減らし,旅先の地域社会に配慮するサステナブルな旅が注目を集めている。本稿は,サステナブル・ツーリズムに関する海外の取り組みとコロナ禍以降の旅行者意識の変化に考察を加え,アフターコロナの日本におけるデスティネーション・ブランディング戦略に関して検討することを目的とするものである。(共著者:劉 亜氷、上原義子、高橋昭夫)