「コミュニティって必要?」
地域デザイン学会 第13回全国大会 於東海大学湘南キャンパス 2024年8月31日
少子高齢化によるコミュニティの担い手不足から、地域の荒廃や消滅を問題にした議論をみる機会が多くなっている。現コミュニティを存続させるために、様々な好条件を提示し、若者世帯等を呼び込む施策も行われている。農山村や豪雪地域では皆で協力して作業を行うため、人手不足は大きな問題でありコミュニティの維持は欠かせないとする。しかし、費用をかけて外部委託や機械化をしていくことでこれらを補うことができよう。このような場合、コミュニティと呼ばれるものを存在させる必要はあるのだろうかという視点から考察していく。