発表「1970年代のヴェトナム戦争映画ー敗戦の表象ー」
国府台学会研究会(オンライン開催)
1960年代には『グリーン・ベレー』を除いて製作されなかったヴェトナム戦争映画は、ヴェトナム戦争が終わった1970年代後半にはじめてブームを迎える。しかし米軍撤兵に引き続き社会主義国家が成立したことで、アメリカの戦争の大義は失われていた。輝かしい勝利を描けない戦争映画という難題にハリウッド映画がどのように対処したかを論じた。