「ヴェトナム戦争の表象における他者:Hollywood vs. O’Brien」
早稲田大学文学部英文学会・教育学部英語英文学会2007年度合同大会(於早稲田大学早稲田キャンパス)
ヴェトナム戦争映画におけるヴェトナム人の表象と、ヴェトナム帰還兵作家ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』(The Things They Carried, 1990)によるヴェトナム人の表象を比較して、前者はヴェトナム人を残虐な加虐者として描き、後者はヴェトナム人表象が虚構としていかに構築されるかに読者の意識を向けさせると指摘した。