「加工組立型産業の中小企業におけるアーキテクチャの2類型―ICTの活用による組織能力向上のケーススタディー―」
本論では、過去数年に渡る研究業績を基盤として、アーキテクチャ論の見地からICT活用による組織能力向上の2類型を論じている。2類型の結論として、1)システムの複雑性を効率的に分担できる仕組みを構築しており、2)連結の経済性を伴う仕組みと、インターフェースの機能と構成部品を'1'対'1'にみえる形でコーディネートできる仕組みを構築していると述べている。
『博士学位論文』(東洋大学)