「互恵的な取引関係に基づく技術者・技能者の加工能力の向上—切削・造型に携わる中小企業の実態調査に基づいて―」
中小企業同士の取引によって、それぞれの技術者・技能者の加工能力を互恵的な取引関係を構築することで向上させていることを論じている。査読審査報告書に記載されていた用語の修正を3箇所実施した。考察対象は大きく2点から成る。それぞれ、発注をする中小企業とその受注をする中小企業に対するヒアリング調査と、有効回答率34%(発送数100社)のアンケート調査である。
『労務理論学会誌』(晃洋書房)