「自動車部品関連企業おける復興の取組み」(第2章)
本論文は2011年度公募委託調査研究の成果である。松下は、東日本大震災後の自動車部品関連企業における復興の取組みを整理したうえで、自動車組立企業の組織化をつうじた発展、及び、経営基盤を強化できない企業の衰退を指摘している。この結論を述べるにあたり、東北地方における諸特徴、インフラの復旧状況、復興支援制度の成立までの経過、企業が一部操業再開に至るまでに解消をした課題と解消の時系列推移を整理している。田口典男(研究代表者)、松下幸生、佐藤飛鳥、守屋貴司
『東日本大震災下の中小企業の再生と雇用問題―広い社会的支援と阪神淡路大震災との比較の視点から―』(全労済協会 公募委託調査研究公募研究シリーズ34番)