置賜地域の企業・団体は人的資源管理をする際に、どのような改善点を持っているのかを実態調査した。対象は、過去3年間に置賜地域に勤めている米沢女子短期大学卒業生と卒業生の勤めている企業・団体である。調査の結果、企業・団体は卒業生を社員に準じた評価をしていること。置賜地域を就職先として選択した理由の殆どは実家や地域に対するこだわりであったが、その組織で働き続けることの動機と繋がっていないこと。プロフェッショナルになりたいとの成長意欲を持っているものの、具体的なキャリアパスを有していない実態が明らかになった。