"アート・プロジェクト「牛久きおくうた――家族たちのビジュアル・ナラティヴ」の成果をプロジェクト・ワークスとして発表した。 過疎化する里山、千葉県市原市牛久商店街で聞き取った大津屋旅館の女将(82歳)のオーラル・ヒストリーを「きおくうた」として作詞・作曲化し、プロジェクト・メンバーの坪井聡志が彼女の人生を歌い、作曲を担当したコントラバス奏者の河崎純が演奏した。それとともに、女将の語りの音源と牛久商店街のサウンドスケープもそれらに協奏するように流された。プロジェクト・リーダーとして後藤は、女将との出会いから作品化までのプロセスと女将の生活史のコンテクストについて解説した。
坪井聡志(発表者)、河崎純(発表者)、後藤一樹(発表者)、高山真、プルサコワありな、岡原正幸"