「ビール産業における合併・買収とグローバル化の進展」(査読付)
本稿は、近年加速する世界ビール産業の構造変化に注目し、その主要プレイヤーである上位4社のM&Aや企業行動に焦点を当て、各社の戦略的な傾向を明らかにすることで、ビール産業のグローバル化について考察することを目的としている。本稿では、上位企業各社は有力ブランドの獲得を狙って、これまでにない規模とスピードでM&Aを推進してきたが、上位2社と続く2社ではその傾向がやや異なっていることを明らかにした。
『東日本国際大学研究紀要』(東日本国際大学)
第32号、pp.115-137.