「『日常』を構成する心性・ハビトゥス・プラティック:ルーティンとの比較を通じて」(査読付)
本稿では、経営史研究において「企業文化」や「組織文化」を考察するために提示した「日常」の概念が、「心性」、「ハビトゥス」、「プラティック」という3つの要素から構成されることを示し、この概念をより明確にするものである。その際「ルーティン」概念との比較検討を行い、その違いを明確にしたうえで、「日常」がいかなる概念であるかを検討している。
『経営学研究論集』(明治大学大学院)
第36号、pp.89-103.