「企業のガバナンス要因が産業内多角化に与える影響―エージェンシー理論と取引コスト理論の観点から―」(査読付)
本研究は既存研究で触れられてこなかった産業内多角化とガバナンス要因の関係性について議論し、既存の産業間関連多角化研究ではオーナーの存在と負債の割合は産業間多角化と負の関係があることが実証されてきたのに対し、本研究の考察からオーナーの存在と負債の割合は産業内多角化と正の関係があることを推測した。
『商学研究科紀要』
第80号pp.19-36