電子スキャニング統計の構想とそのアーキテクチャデザイン
本論文では、現在の統計法の枠組みである基幹統計、基幹統計調査(従来の指定統計や承認統計[1])に加えて、早い時定数のでの社会経済システムの状態把握のための統計調査が、金融システム、公衆衛生、交通システム、企業活動など社会のあらゆる領域で必要とされ、かつそれが可能となっている状況を明らかにする。その上でこの新たな統計調査を社会の必須のインフラとして制度化して行くための課題を明らかにする。https://doi.org/10.20795/jasess.31.0_115
社会・経済システム 31 巻 pp.115-120