実践女子短期大学英語コミュニケーション学科では、「学生の英語運用力を養い、国際社会の様々な状況に際して的確に対応できる技能を習得させること」を目的として、2008年度より「国際化教育プログラム」を実施している。その一環として、2009年2月から6回にわたってオーストラリアビクトリア州メルボルン市ストッツカレッジ(Stott’s Colleges)との相互協定に基づき、約4週間の短期海外研修を行ってきた。この研修を実りあるものにするために、本学では1ヶ月間の研修を挟んで事前・事後指導科目を設けている。事前指導科目は海外滞在中のリスクマネジメント講義科目、オーストラリア文化を紹介する講義科目、ネイティブ講師担当の会話演習科目で、事後指導科目は、帰国後の英語力維持のためのネイティブ講師担当の演習科目である。今回は特に帰国後の事後指導科目および授業外での事後サポートの役割について調査した結果を発表した。