カナダ公的年金制度における改革と改善（Canada’s National Pension System: Reform and Revitalization）」

生活経済学会春季学術第23回沖縄研究大会（琉球大学主催）自由論題報

本報告ではカナダにおける公的年金制度（Canada　Pension　Plan）のこれまでの改革と現状を概説し、公的年金制度の優越性と改善点を結論として述べている。現在、世界の国々は、社会保障制度に関して様々な問題を抱えており、改革を行おうとしている。一例をあげるとイギリスは、定年を現在の65歳から68歳に引き上げることを提案している。欧州各国と日本は高齢化する人口問題に直面している。カナダも同様に高齢化問題に直面しているが、幸運にも移民政策を通して高齢化問題をある程度緩和することができている。