「Reserveとしての貸倒引当金―1900年代から1920年代の文献を中心として―」
本論文では、特にReserve という文脈で説明される貸倒引当金について、1900年から1920年代の文献を整理することにより、金融商品に係る減損についての予備的な調査を行っている。その結果、貸倒引当金がReserveの1つとして説明される場合とそうでない場合とで、その目的・性質・会計処理方法が異なっていることを指摘した。
『商経論集(早稲田大学)』 早稲田大学商学研究科商学会
110号41~55