論文

基本情報

氏名 松崎 朱芳
氏名(カナ) マツザキ アケヨシ
氏名(英語) MATSUZAKI, Akeyoshi
所属 商経学部
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

鉄道廃線における地域主体への影響:旧江差線を事例に

単著・共著の別

共著

概要

近年、地方部を中心に鉄道の廃線が相次いでいる。鉄道が廃線された際にはバスによる代替的な交通手段の確保が行われることが多い。鉄道からバスへの交通モードの転換は鉄道が運行時に比べ利用者の金銭的、非金銭的な負担が増す一方で、バスの特性を活かした運行により利便性が向上する可能性がある。本稿では鉄道廃線後の地域への影響について地理的な利便性の評価を行った。具体的には、JR北海道の旧江差線沿線3町を分析対象地域にArcGIS上で到達圏分析(ネットワークバッファ)を行い、施設からの到達圏を定量的に明らかにした。鉄道廃線前後の交通ネットワークの状況を整備し、到達圏分析を行った結果、分析対象施設の一部に到達圏の変化が生じていたものの、鉄道廃線前後と比べて大きな変化が生じていないことが明らかになった。
松崎朱芳・米崎克彦

発行雑誌等の名称

交通学研究、日本交通学会

巻・号・掲載ページ(移行用)

第62巻

発行又は発表の年月

2019/03