大手私鉄事業者にバス事業のフィーダー効果あるのか
第71回日本交通学会研究報告会(於:日本大学)
大手私鉄事業者は多角的な事業展開が行っており、その中でバス事業は後背地における輸送を担う。しかしながら、大手私鉄事業者のバス事業の収益性は他の事業部門の中でも小さく、その重要性は事業者間で異なる。本報告では鉄道事業とバス事業の兼業における需要面からの影響、すなわちフィーダー効果についてGISを用いた定量的な手法により測定した。その結果、バス事業における収益の高い事業者にはフィーダー効果がみられた。