社会全体で、頑張る教員を応援―熱意と教育効果の尺度を「長時間勤務」にしないために
学習指導のみならず学校が抱える課題は、より複雑化・困難化している昨今、学校教育の改善・充実が求められている。文部科学省では、教師のこれまでの働き方を見直し、学校における働き方改革を進めている。そこで、本稿では、中央教育審議会答申等で明文化されない、学校における働き方改革の動きを阻害する要因を上げ、それぞれについて、政治家、教育行政、学校管理職など立場の者が、どのような努力をすることが重要であるか論じ、熱意ある教員を社会全体で支えることを提言した。(月刊プリンシパル 2020 8 学事出版)
月刊プリンシパル 2020 8 学事出版
教職概論