クロス分析・パス解析を用いた来署納税者好感度研究~国税庁業績評価指標「来署納税者の好感度」アンケートの結果分析~
国税庁の業績評価指標である「来署納税者の好感度」の測定のために実施された「税務署についてのアンケート」の回答データを用いて、クロス分析による来署納税者の実態分析、パス解析によるその好感度決定要因分析を行った。特に後者において最重要要因と判断されたのは「署内設備の利便性」であるが、予算の制約があることから、テキストマイニング等で納税者のコメントを科学的に分析することにより、極力コストパフォーマンスの高い施策を実施していく必要がある。
税大ジャーナル
第5号148~162