「環境配慮型業績評価手法の機能」
本論文では、環境配慮型業績評価活用の実態を明らかにした上で、手法の機能(インセンティブ機能)を高める3つの手段(①適度な評価基準値、②部門間の競争を促進するスキーム、③人事・報酬システムとの連動)の充足性を分析した。事例企業は、キヤノン,ソニー,大阪ガス,リコー,シャープ,松下電器産業である。ソニーや大阪ガスが機能を充足させていることが分った。
『六甲台論集―経営学編―』第51巻第3号。(神戸大学大学院経営研究会)