「環境配慮型業績評価手法の展開」
第69回日本会計研究学会大会(於:東洋大学)
本報告の目的は環境配慮型業績評価手法の改編の形態,意義及び原因を明らかにすることである。キヤノンは、評価的インセンティブを中心としたシステム構築を行い、パナソニック,リコー,ソニーは物質的インセンティブを中心としたシステム作りをしている。後3者の事例は、シンプルな指標による管理の方が従業員の意識や行動にも結びつきやすいということを示唆し、前者の事例は、多様なインセンティブ源泉の提供可能性を示唆していた。