STP戦略の理論的枠組に関する特質とその限界―市場細分化と標的市場の設定を中心に―
本稿では、STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)の市場設定の限界を検討することを目的とする。本論文では、完全合理性の市場発想によるア・プリオリなセグメント類型は、ア・ポステリオリな限定合理性を生じさせる点を指摘した。
『経営診断のニューフロンティア:日本経営診断学会論集⑥』
日本経営診断学会、同友館、pp. 369-380(査読有り)。