リレーションシップ/コミュニティ研究の発展―広告コミュニケーション戦略への示唆―
本稿では、非所属集団の準拠集団化を意図した広告コミュニケーション戦略により、ターゲット・セグメントの憧れる仮想集団や想像上の準拠的個人を設定し、偶有的な熱望集団をマーケターが創造する有用性を指摘した。 この戦略では、各々の準拠集団の操作化と偶有性の商業的マネジメントが戦略的課題となる。共著者:日本消費者行動研究学会分科研究会、リレーションシップとコミュニティに関する研究会(井上淳子、菅野佐織、久保田進彦、太宰潮、仁平京子、宮澤薫、山本晶)
『日経広告研究所報』
第235号、日経広告研究所、pp. 9-16、担当部分(pp. 15-16)(カテゴリー化型アプローチ、準拠集団研究)(査読なし)。