「再販売価格維持行為の競争阻害効果に関する一考察」
米国・レーガン政権下の司法省において、垂直的制限(再販売価格維持行為を含まない)の競争阻害効果を分析する際に、その基準として採用された分析手法を基礎として、同分析手法を再販売価格維持行為に対しても利用可能に修正し独自の再販売価格維持行為の競争阻害効果の分析手法となるRPMI分析(Resale Price Maintenance Index)を提案したものである。
明大商学研究所『明大商学論叢』第89巻第1号