「中小製造業の競争力の源泉について-技術経営の観点からの一考察-」
長期的な技術戦略の観点から、バブル崩壊から現在までの20年弱に亘る期間の中小製造業の「大きな技術変化」に着目し、その変化と成長性との関連、「大きな技術変化」の市場と技術側面からの類型化という、新たな視点による実証分析を行った。また、日常の技術マネジメントの観点から、既存研究の技術の構成要素の概念と組織能力の概念を融合し、技術の構成要素に「組織ルーチン」の要素を追加し、実証分析により「組織ルーチン」の要素の類型化を図った。
『日本中小企業学会論集』(30)査読受理論文
30143~156