「イギリス工業化過程に対する考察視点としての女性労働」
イギリス産業革命(工業化)期の女性労働研究についてのサーベイを行った。「女性労働と工業化」についての研究は、①「1920年代から1960年代」②「1970年代」③「1980年代以降」の3つに区分される。その時期ごとの特徴を分析した結果、工業化期の世帯は主に「男性稼ぎ主」を中心とする考察が主流であることが明らかとなった。
『大阪大学経済学』大阪大学経済学会 第60巻第3号(通巻192号)50頁-57頁