「イギリス産業革命期「手織物工場handloom factory」に関する一考察―問屋制から綿布工場へ―」(査読あり)
2014年秋季学術大会 青山学院大学
「手織物工場」が効率的に生産を行うことができる経営システムであったことを報告した。経営者が直接自らの生産設備の下で手織工に勤務させるシステムであった「手織物工場」は、1830年代~1840年代の問屋制が抱えた生産の効率性や正確性といった問題を解消することができるという利点を持っていたことを述べた。