当報告は、第40回の報告の続編である。実際、本学のエシカル消費教育は遠藤隆吉の思想を基盤とし、高い倫理観を根源とする武士道精神、また、治道家の育成とを含意している。したがって、この本学におけるエシカル消費教育は学生の発展の可能性を導くものである。例えば、本学では、太陽光やフェアトレードに依拠した展開が学生にエシカル消費を涵養することとなり、その消費教育を実践しているといえよう。
その意味で、本報告では2017年から2018年までのエシカル消費教育のアクティブラーニングのケースを紐解き、本学としてのエシカル消費教育において、学生の動向から成果とその可能性を論じた。
(共同報告者:今井重男)