2013-2014年シーズンに行われた7人制の世界トップレベルの試合において, スクラムを組み合った瞬間からボールを投入されるまでが1秒未満のものを「クイック投入」, 1秒以上のものを「通常投入」とし, ボール投入時間における男女の比率の差, ボール投入時間とボール獲得の成否について,それぞれFisher’s exact testを行った. その結果, ボール投入時間における男女の比率の差に関しては有意な差が認められたものの, ボール投入時間とボール獲得の成否については有意な差が認められなかった.