高度専門ケアとしての認知症ケア理論の構築
第16回日本介護福祉学会(仙台白百合女子大学)
「ケア」から発展してきた看護の理論を認知症ケアに取り込むことでより高度な専門的ケアに発展させられると考え、新たな理論構築の可能性について追求することを目的とした研究発表である。研究成果として、多くの看護理論が存在する中で、認知症ケアには、人間を環境の中で能動的に生きていく主体として捉えたナイチンゲールの看護理論を基盤とし、パトリシア・ベナー、ロイの看護理論が適していると結論づけた。「共同研究につき担当部分抽出不可能」(研究代表者:佐藤弥生、共同研究者:勅使河原隆行)