【令和5年】2023.10.6(金)
福島
東京朝刊
福島2
20頁
427文字
「ご当地チーズケーキ開発 須賀川の高校生ら」
須賀川創英館高校の生徒らが開発したバスク風のチーズケーキ「伝右衛門ラ・ビーニャ」の販売会が5日、福島空港で行われた。地域活性化が目的で、須賀川市産の蜂蜜を用いている。
オフィス情報科の生徒が、千葉商科大学の学生らと、市内の結婚式場「グランシア須賀川」のスイーツ部門の協力を得て開発した。スペインのバスク地方のケーキをイメージしたバスク風チーズケーキは、外側を黒く焦がし、内側はクリームチーズでやわらかい。
ケーキには市内の「伝右衛門はちみつ」を使い、完成までに1年以上かけてほろ苦さと蜂蜜の優しい甘さが引き立つように仕上げたという。
販売会は生徒ら約40人が福島空港1階の物販店「ふくしま逸品堂」で実施し、用意した200個は約50分で完売した。同高3年、安田瑠波(るな)さん(18)は「みんなで作ったケーキが多くの人に買ってもらえてうれしい」と笑顔だった。ケーキは今後、同店で数量限定で販売される。